「そろそろ新しいクレジットカードを作りたい」「旅行が好きだからマイルを貯めたいけど、どうすれば効率的?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。ANAカードは、ANAマイルを貯めるための定番カードとして多くの旅行好きに選ばれています。
実は、ANAカードを申し込む際にポイントサイトを経由することで、ANA公式の入会キャンペーンやマイ友プログラムとは別に、さらに追加でポイントを獲得し、大量のマイルへ交換できることをご存じでしょうか。
この記事では、ANAカードをポイントサイト経由で申し込むメリットや具体的な流れ、そして後悔しないための注意点まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。ぜひこの記事を読んで、ANAマイルを賢く大量獲得し、夢の特典航空券を目指しましょう。
ANAカードとは?マイルが貯まるクレジットカードの魅力
まず、ANAカードがどのようなクレジットカードなのか、その特徴とマイルが貯まる魅力について確認しておきましょう。
ANAカードの基本的な特徴
ANAカードは、ANA(全日本空輸)と各クレジットカード会社(JCB、三井住友カード、アメックス、ダイナースなど)が提携して発行しているクレジットカードです。主な特徴は以下の通りです。
- ANAマイルが貯まる: 日常の買い物や公共料金の支払いなど、カード利用額に応じてポイントが貯まり、それをANAマイルに交換できます。
- 搭乗ボーナスマイル: ANAグループ便に搭乗するたびに、通常のフライトマイルとは別にボーナスマイルが加算されます(カードの種類によって10%〜50%増し)。
- 入会・継続ボーナスマイル: ANAカードに新規入会時や、毎年のカード継続時にボーナスマイルが付与されます(一般カードで1,000マイル、ゴールドカードで2,000マイルなど)。
- 充実した付帯サービス: 空港ラウンジの利用(ゴールドカード以上)、旅行傷害保険、ショッピング保険など、旅をサポートする特典が充実しています。
- 多様な国際ブランドと種類: VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubといった国際ブランドがあり、一般カード、ワイドカード、ゴールドカード、プレミアムカードなど、利用目的に合わせて様々な種類が提供されています。
マイルを貯めるメリット
ANAマイルを貯める最大のメリットは、特典航空券と交換して無料で飛行機に乗れることです。特に、国際線のビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券は、通常では高額すぎて手が出せない航空券を、比較的少ないマイルで手に入れることができ、非常に価値が高いとされています。
その他にも、ANA国内線の座席アップグレード、ANA SKY コイン(ANAの航空券やツアー購入に使える電子クーポン)への交換、提携ポイント(楽天ポイント、Tポイントなど)への交換、ANAショッピングA-styleでの利用など、様々な使い道があります。
ポイントサイト経由でANAカードを申し込むメリット
ANAカードは、ANA公式や各カード会社が提供する入会キャンペーンだけでもお得ですが、ポイントサイトを経由することで、さらに賢くマイルを大量獲得することが可能です。
1. ANA公式キャンペーンとの併用で「ポイントの三重取り」が可能
ポイントサイトを通じてANAカードを申し込む最大のメリットは、ANA公式の入会キャンペーンやマイ友プログラム、そしてポイントサイトからのポイント還元を併用できる可能性が高いことです。これにより、以下のような「三重取り」が実現できます。
- ANA公式の新規入会・利用キャンペーン: カード会社が実施する「〇万円利用で〇マイル(または〇ポイント)プレゼント」など。
- マイ友プログラムからのボーナスマイル: ANAカードを初めて作る人が既存会員からの紹介で入会するともらえるマイル。
- ポイントサイトからのポイント還元: カード発行自体に対してポイントサイトから付与されるポイント(後からマイルへ交換)。
例えば、ANA一般カードであれば、入会・継続で1,000マイル、搭乗ボーナス10%、マイ友プログラムで500マイル、さらにポイントサイトから数千円〜1万円相当のポイント(=数千〜1万マイル以上)を獲得できる可能性があります。これらの特典を組み合わせることで、入会時だけで数万マイル相当を獲得することも不可能ではありません。
2. 高額なポイント還元が期待できる
ANAカードの発行案件は、ポイントサイトの中でも特に高額案件として扱われることが多いです。時期やポイントサイトにもよりますが、数千円から1万数千円相当のポイント還元が期待できます。
これらのポイントは、後述する高い交換レートでANAマイルに交換できるため、一度の申し込みで大量のマイルを獲得し、特典航空券獲得への近道となります。
3. 手続きは普段の申し込みと変わらない
ポイントサイトを経由する申し込みは、一見すると複雑に感じるかもしれませんが、実際は非常にシンプルです。ポイントサイトから提携先のANAカード申し込みページにアクセスし、通常の申し込み手続きを進めるだけです。特別な入力や操作はほとんど必要ありません。
ポイントの付与条件さえ満たしていれば、後日自動的にポイントが反映されるため、手間なく追加のメリットを享受できます。これにより、初心者の方でも安心して高額ポイントを狙うことが可能です。
ANAカードをポイントサイト経由で申し込む流れ
実際にANAカードをポイントサイト経由で申し込む際の流れを、ステップごとに見ていきましょう。手順をしっかりと把握しておくことで、スムーズに手続きを進められ、ポイントの取りこぼしを防げます。
ステップ1:利用するポイントサイトの選定と会員登録
まずは、ANAカードの案件を扱っているポイントサイトの中から、最も高還元で信頼できるサイトを選びましょう。複数のポイントサイトを比較し、その時点で最もお得な案件を見つけることが重要です。
ANAカード案件が高額になる傾向があるポイントサイトとしては、モッピー、ハピタス、ポイントインカム、ちょびリッチ、ECナビなどが挙げられます。サイトを選んだら、無料で会員登録を行います。メールアドレスやパスワードなどを設定し、利用規約に同意すれば登録は完了です。
ステップ2:ポイントサイトでANAカードの案件を検索・選択
会員登録が完了したら、選んだポイントサイト内で「ANAカード」と検索し、該当の案件を探します。
案件ページでは、獲得できるポイント数、ポイント付与条件、ポイント獲得までの期間、注意事項などが詳細に記載されています。特に、ポイント付与条件は非常に重要です。
- 「新規カード発行完了」
- 「初めてANAカードを作る方」
- 「特定のカード(例:ANA VISA 一般カード)のみ対象」
- 「入会後〇ヶ月以内に〇万円利用」(これはカード会社のキャンペーンで、ポイントサイトのポイント付与条件ではないことが多いですが、混同しないよう注意)
- 「WEBからの申し込み限定(郵送申し込みは対象外)」
- 「家族カードの同時申し込みは可否」
など、細かな条件が設定されていることが多いので、必ず隅々まで確認し、自身が条件を満たせるかを判断しましょう。
ステップ3:ポイントサイト経由でANAカードを申し込む
案件の詳細を確認し、納得できたら、ポイントサイトの案件ページにある「ポイントを貯める」「サービスを利用する」といったボタンをクリックします。これにより、各カード会社のANAカード申し込みページへ遷移します。
**この時、ポイントサイトから遷移したブラウザ(またはアプリ)を閉じたり、別のサイトに移動したりしないように注意してください。**ポイントサイト経由の履歴(Cookie情報)が途切れてしまい、ポイントが正しく付与されない可能性があります。もし途中で閉じたり、不安になった場合は、再度ポイントサイトの案件ページからやり直すようにしましょう。
遷移先のカード会社のサイトで、必要な情報を入力し、ANAカードの申し込み手続きを進めます。氏名、住所、連絡先などの個人情報や、引き落とし口座などを指定し、審査を受けます。
ステップ4:マイ友プログラムに登録する(任意)
ANAカードの発行を検討する際は、マイ友プログラムもぜひ活用しましょう。これは、ANAカードを初めて作る人が既存のANAカード会員からの紹介で入会すると、入会ボーナスマイルがもらえるプログラムです。
ポイントサイト経由と併用可能なので、ANAカード申し込みの前に、ANAのウェブサイトでマイ友プログラムの登録を済ませておきましょう。紹介者からの紹介番号が必要になります。
ステップ5:カード発行とポイント・マイルの付与を確認
申し込みが完了し、カード会社の審査に通れば、ANAカードが発行されます。
ポイントサイトのポイントは、カード発行後、約1ヶ月〜3ヶ月程度でポイント通帳に「承認済み」として反映されるのが一般的です。ANAカードの入会ボーナスマイルやマイ友プログラムのマイルは、カード発行後や利用条件達成後に、ANAマイレージクラブ口座に直接加算されます。それぞれ付与時期が異なるため、確認しておきましょう。
ポイントサイトのポイントが反映されたら、ANAマイルへの交換手続きを行います。
ANAカードのポイントサイト利用に関する注意点
ANAカードをお得に発行するためにも、ポイントサイト経由での利用にはいくつか注意すべき点があります。これらを押さえておくことで、ポイントの取りこぼしを防ぎ、スムーズにマイル獲得を進められます。
1. ポイント付与条件を必ず確認する
これは最も重要な注意点です。ANAカードの案件には、様々なポイント付与条件が設定されています。
- 「新規カード発行完了」が基本: 多くの案件は、カードが発行された時点でポイント付与の対象となります。
- 「初めてANAカードを作る方」: 過去にANAカードを所有したことがある場合、対象外となることが多いです。また、同じ国際ブランドのANAカードを以前持っていた場合も対象外となる可能性があるので注意しましょう。
- 「1世帯1回限り」: 家族が過去にポイントサイト経由でANAカードを発行している場合、対象外となることがあります。
- 「Webからの申し込み限定」: 電話や郵送での申し込みは対象外となることがほとんどです。
- 「虚偽の情報での申し込み」や「審査落ち」は対象外: 正しい情報で申し込みを行い、審査に通る必要があります。
これらの条件を見落としてしまうと、せっかく申し込み手続きをしたのにポイントが付与されない、という事態になりかねません。申し込み前には、必ずポイントサイトの案件詳細ページに記載されている付与条件や注意事項を隅々まで確認し、理解した上で利用を開始しましょう。
2. Cookie(クッキー)の設定と利用環境
ポイントサイトは、ユーザーが広告を経由してカード会社にアクセスしたことをCookie情報によって認識し、ポイントを付与します。そのため、ブラウザのCookie設定が非常に重要です。
- Cookieの有効化: 利用するブラウザ(Safari、Chromeなど)のCookie設定が有効になっていることを確認しましょう。
- 広告ブロックの解除: 広告ブロック機能や拡張機能がオンになっていると、Cookieが正しく機能しない場合があります。一時的にオフにするか、ポイントサイトとカード会社を対象から除外設定することをおすすめします。
- リファラー情報: ポイントサイトからカード会社へ遷移した際に、正常なリファラー情報(どこから来たかを示す情報)がカード会社側に伝わらないと、ポイントが付与されないことがあります。安全のため、ポイントサイトから遷移する前に、不要なタブを閉じたり、ブラウザのキャッシュや履歴をクリアしたりすると良いでしょう。
- 同一ブラウザ・同一セッションで完結: ポイントサイトのリンクをクリックしてから、ANAカードの申し込み手続きが完了するまで、同じブラウザ内で他のサイトに移動したりせず、途中で閉じたりしないように注意しましょう。
3. ポイントの却下(無効)に注意
万が一、ANAカードを申し込んだにもかかわらずポイントが付与されない(却下される)場合は、以下のような原因が考えられます。
- 前述のポイント付与条件を満たしていない(例:過去にANAカードを作ったことがある、審査に落ちたなど)。
- ポイントサイトを経由せず直接カード会社にアクセスして申し込んでしまった。
- 異なるポイントサイトで同じ案件を申し込んだ(基本的に1つの案件につき1サイトのみ有効)。
- 虚偽の情報で登録した、いたずら目的と判断された。
- ブラウザやデバイスの設定が原因でCookieが正常に機能しなかった。
ポイントが付与されない場合は、ポイントサイトの「お問い合わせ」から状況を説明し、調査を依頼しましょう。その際、申し込み日時、利用した広告名、入力した情報など、できる限り詳細な情報を提供することで、スムーズな解決に繋がります。
4. マイル交換レートと手数料
ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換する際、ポイントサイトやカードの種類によって交換レートや手数料が異なります。
- 高交換レートのルートを選ぶ: 多くのポイントサイトでは、ポイントを直接マイルに交換するのではなく、一度別の共通ポイント(例:Gポイント、ドットマネーなど)を経由してからANAマイルに交換する、いわゆる「ソラチカルート」や「TOKYUルート(ANA To Me CARD PASMO JCBが必要)」といった高交換レートのルートが存在します。これにより、ポイントの80%〜90%以上の高いレートでマイルに交換できる場合があります。
- マイル移行手数料に注意: ANAカードの種類によっては、クレジットカード会社のポイントをマイルに移行する際に手数料がかかる場合があります(例:一般カードの10マイルコースなど)。ゴールドカード以上では手数料無料のケースが多いです。ポイントサイトから交換する場合は、ポイントサイト側の交換手数料がかかるかどうかも確認しましょう。
5. 年会費と維持コスト
ANAカードは、種類によって年会費が異なります(一般カード:2,200円程度、ゴールドカード:15,400円程度、プレミアムカード:88,000円〜)。初年度年会費無料のカードもありますが、2年目以降は費用が発生します。
獲得できるマイル数や付帯サービス、自身の利用頻度などを考慮し、年会費を支払う価値があるかを検討した上でカードを選びましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1:ANAカードの種類が多すぎて、どれを選べばいいか分かりません。
A1:ANAカードは、提携カード会社(JCB、三井住友カード、アメックス、ダイナースなど)やカードのグレード(一般、ワイド、ゴールド、プレミアム)によって特徴が異なります。
- 初心者で費用を抑えたいなら: 年会費が比較的安く、初年度無料の**ANA一般カード(VISA、JCB、Mastercard)**がおすすめです。
- マイルを効率的に貯めたいなら: 年会費は高くなりますが、ポイント還元率が高く、マイル移行手数料が無料になるANAゴールドカード(ANA VISA Suicaゴールドカード、ANA JCB ワイドゴールドカードなど)が人気です。
- ANAを頻繁に利用するなら: 搭乗ボーナスマイルが優遇されるANAワイドカードやゴールドカード以上がおすすめです。
ご自身の利用目的や年収、ライフスタイルに合わせて、最適なカードを選びましょう。
Q2:すでにANAマイレージクラブ会員ですが、ポイントサイトでANAカードを申し込めますか?
A2:はい、ANAマイレージクラブ会員であっても、ANAカードを初めて作る方であれば、ポイントサイト経由で申し込むことは可能です。ANAカードはANAマイレージクラブとは別のクレジットカードなので、新規発行として扱われます。
Q3:ANAカードの申し込みでポイントサイト経由とマイ友プログラムは併用できますか?
A3:はい、ANAカードの申し込みでは、ポイントサイト経由とマイ友プログラムは基本的に併用可能です。ANAカード申し込み前にマイ友プログラムの登録を済ませておくことで、ポイントサイトからのポイント、ANA公式の入会キャンペーン、そしてマイ友プログラムのボーナスマイルと、複数の特典を獲得できます。
Q4:ANAカードを発行後、すぐに解約してもポイントはもらえますか?
A4:ほとんどのポイントサイトの案件では、カード発行後の利用実績や、一定期間の継続保有がポイント付与の条件となっている場合があります。また、年会費が発生するカードの場合、年会費を支払わずにすぐに解約すると、カード会社からの印象が悪くなる可能性もあります。少なくともポイントが付与されるまでは保有し、ポイント付与条件に「継続利用」や「利用実績」が含まれていないか、事前に確認することが重要です。
Q5:ポイントサイトで獲得したポイントは、どのくらいのマイルに交換できますか?
A5:ポイントサイトのポイントからANAマイルへの交換レートは、ポイントサイトや交換ルートによって異なります。一般的には、以下のルートが高交換率で知られています。
- ソラチカルート(ANA To Me CARD PASMO JCBが必要): 90%
- TOKYUルート(ANA TOP&ClubQ PASMOマスターカードが必要): 75%
- 他社ポイント経由(Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルなど): 50%〜80%程度
直接ANAマイルに交換するとレートが低い場合が多いので、これらの高交換レートのルートを理解し、活用することが大量マイル獲得の鍵となります。
まとめ
ANAカードは、旅行好きにとってANAマイルを効率的に貯めるための必須アイテムです。このANAカードを申し込むなら、ポイントサイト経由の申し込みが断然おすすめです。ポイントサイトを活用することで、ANA公式キャンペーンやマイ友プログラムと組み合わせ、数万マイル相当のポイントを大量獲得できる可能性があります。
ただし、最大限にお得を享受するためには、信頼できるポイントサイトを選び、ポイント付与条件を細部まで確認することが不可欠です。特に、Cookieの設定やマイル交換レート、年会費と維持コストについても理解しておくことで、後悔のないカード選びとポイ活ができます。
この記事で解説した情報を参考に、ぜひ今日からポイントサイトを活用してANAカードを申し込み、お得にマイルを貯めて、夢のフライトや旅行を実現させてください。
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